ぶぶまるれぽ 白鱚釣り@2011 浦安「吉野屋」

公開観客動員数


2011年3月11日に発生した東日本大震災により
世の中がすっかり暗く落ち込んでいますが、
釣り人としてはいつまでもそんなんじゃダメ!
そうだ!海で釣りをしよう♪

でも、常宿としている常磐方面(日立、大洗、鹿嶋)の船宿も
いたるところで休業や廃業しちゃってるし
ここは、やっぱり地元の東京湾での舟遊びにしよう・・
この時期といったら江戸前のキス釣り!

・・ということで、2011年5月某日・・
行ってきました名宿浦安「吉野屋」。
(↑久しぶり)




当日の気象情報

■船宿 千葉県浦安「吉野屋」
■潮周 小潮
■波 1.5m〜2.5mうねりを伴う
■天気 晴れ
■降水量 0.0mm/h
■気温 最低13℃、最高22℃
■湿度 44〜72%
■風向・風速 北東1〜10m/s
※気象庁当日発表資料(千葉県木更津港観測)


予報では、東京湾にしては波が高い。
ちょっと心配でしたが、
この翌日から天候が崩れるらしく日中は大丈夫とのことでした。

自宅からクルマに乗って概ね20分で到着。
(↑環七空いてた)

え〜と・・たぶん・・
7、8年ぶりの浦安「吉野屋」さん。
昔の◇SeaPlay's♪◇時代には、よくキスやメバルや
屋形船なんかを仕立てましたねぇ♪(懐かしい)

どうやら地盤沈下の影響はなさそうです・・
大ドモは常連さんの指定席らしいので・・ミヨシの席とってから
船宿に入りお会計する。(←吉野社長がいつもの笑顔で対応)
釣り代8500円払って、当然「吉野屋謹製弁当」(300円)も購入する。
クーラーを軽トラに預けたら・・
東京メトロ「東西線」の鉄橋を潜って、川っぺりをテクテク歩いて
船着場へ向かう。
以前の場所からだいぶ移動した船着場になってますね。
グリーン一色の「吉野屋カラー」が水面に映えます。
おや?
アジやメバルやら他の船は、結構乗ってますよ。
第十六吉野屋丸。
吉野屋の船の中では小ぶりの遊漁船。
キスは、アジやタチウオと違って太平洋に近い剣崎や観音崎まで
遠征することはないのでこの程度の船で充分です。
吉野屋の名物船長・・
誰もがご存知の超有名な「高田義弘船長」です。
見てくれがちょっと怖いですが、大丈夫・・噛み付かれたりはしません。
お客にも海にもとても優しい船長です。

実は、十数年前に初めて会った時は・・
その貫禄からてっきり吉野屋社長なのかと思ってましたね。(苦笑)
現在は、もうすっかり仙人化しておられます・・(コラコラ)


↑もう少し若い頃の写真?(吉野屋サイトより引用)
吉野屋の奥さんが作ってくれた謹製弁当。
ここへ来る楽しみのひとつですね♪

←船宿にある調理場でホカホカの出来立てをくれます。
乗合船引換券と釣座札。

←引換券まで「吉野屋カラー」のグリーンです。

7時30分河岸払い・・

釣り客6名を乗せていざ出陣!
旧江戸川を下り・・
首都高速湾岸線の橋を抜ければ東京湾です。

「東京ゲートブリッジ(Tokyo Gate Bridge)」
江東区若洲と大田区城南島との間(約8km)の東京港臨海道路(一般道)の一部だそうで
全長2933m(陸上部を含む)、高さ87.8mもある巨大な鉄橋です。




まだ左右の橋が繋がる前には、東京湾に巨大な恐竜出現!
・・とか、報道されていましたね。
別名「恐竜橋」。2011年度内に開通するとか・・


←言わずと知れた「東京湾アクアライン」。
随分と通行料も安くなりました。

だいたい・・
一時間ほど走って木更津までやって来ました。



水深は、わずか5m足らず・・
しかも陸から10数mの距離。(苦笑)
オモリ20号指定はおかしいだろ・・と思ってたら
「10号でやって!」
・・と、高田船長からの指示。


どっかの工業地帯の一角なんでしょうが
写真の右に見えるのは、「天体望遠鏡」???

しかし・・
左のテトラポットのオチャメ度は、かなり笑えますね!(ゲラゲラ)
キス竿は、ずっと「銀座東作」を愛用しています。
今日は、1.6mの短竿で手返し良く頑張ります!
ブルブルブルブルン!
第一投目で小気味いいキス独特の鋭いアタリが入り
15cmクラスのを釣る。
こんな浅くて大丈夫なのかと心配してたら
まあまあ〜良く釣れること!釣れること!

キラキラ太陽も出てきて
空を見上げたら・・




美しい虹が見えました♪

←エンジン切って、客と一緒になって釣りをする「高田船長」。
ウンチングスタイルが妙に似合っている。(笑)
「すげーいるよ!この海!キスがウジャウジャいる!ウジャウジャ!!」
「みんな頑張って釣りなよー!うひょひょひょひょひょ!」

←終始しゃべりっぱなしの「高田船長」。
自ら釣り上げたキスを自慢することも忘れない。(操舵は片手?)
確かに海底にはキスがウジャウジャいそう・・
←釣り開始からわずか数分でこんな感じです。
ピンギスばっか・・(恥)

当然、サビくのを怠るとメゴチ(ネズミゴチ類)が釣れてきます。
今年は、大きいメゴチがどうも不漁なんだそうです。
この直後から気温がぐんぐん上がってきたので
キスは、痛まないように釣れたら全部クーラーへポンポンと入れました。

◇◆◇ 鮃屋 ◇◆◇の新作ステッカーをベタベタ貼ってみた♪
2時間ほどやったらポイント移動・・

今、とっても大変なことになっている「東京電力」。
これは、富津火力発電所ですね・・




LNG船が給油に着岸しています。

こんなところで釣り再開・・水深10mくらい。

こっちのポイントの方が型が良いです。
平均して18〜20cmでしょうか?
「ウジョウジョいる!キスがウジョウジョ!!うひょひょひょひょひょ!」
↑“ウジャウジャ”から“ウジョウジョ”に変わった・・
う〜ん・・なんとも言えない表現だなぁ・・(苦笑)

ボクらの3倍のペースでキスを釣り上げる「高田船長」。
なんでも16才の頃から海に出てるとか・・恐れ入りました。

釣れてるけど・・
こっちもお腹が空いたのでお弁当タイム♪




300円としては、ちょっとショボイように見えますが
自家製の佃煮をふんだんに使っていて
お父さんにもヘルシーで優しい「吉野屋謹製弁当」です。
昔からこのスタイルを変わらないですね。
(牛蒡サイコー♪)


午後1時を過ぎて東の風がビュービュー!!
それでも誘えばしっかりと型が出ます。
←本日、最大級の22cm!(やった)
「オレの方がデカイよ!!」
←釣り客相手に負けず嫌いな「高田船長」。
メゴチは平均して12〜15cmのちっこいのばかり・・
だいぶリリースしました。

午後2時30分になったので沖上がりです。



まあ、キスも40尾前後は釣ったので満足です。
久しぶりのキスでしたが、充分に楽しめました♪



スパンカー畳んで・・
高速で船宿に帰ります。

約一時間で旧江戸川を駆け上り・・

船宿「吉野屋」に帰って来ました。
手を洗って・・
お茶頂いて・・
トイレ行って・・
吉野社長と奥さんに挨拶してから帰ります・・



↑そういえば・・
あの緑色の看板と赤色の看板の違いは何か意味があるのだろうか?
前から気になってましたね・・(う〜む)


帰りも安全運転で、のんびり走りました。
30分もかからず無事に自宅へ・・
(お疲れさん)


今回の釣果です・・




釣れたサカナ 釣れた数 大きさ
シロギス 41尾(リリース含) 平均15〜22センチ
メゴチ 25尾(リリース含) まだちっこい

釣ってたとこ 木更津真沖 水深5〜15m

「吉野屋」のサイト釣果報告では・・
船中3〜106尾だったとか。
“束釣り”したのって・・やっぱ「高田船長」かなぁ?
(↑恐)


〜船宿情報〜
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千葉県浦安市
「吉野屋」
http://www.funayado-yoshinoya.com/
〒279-0004千葉県浦安市猫実5−7−10
047−351−2544
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〜おまけ〜

まずは・・キスを捌きます。
今回は、あまり大きいのもいなかったので
すべて開いて「天麩羅」のタネにしました。

中骨は、捨てるのもったいないので・・
次回の「唐揚用」に冷凍保存。(←ダイスキ)
メゴチたちは、15センチ前後の小ぶりで松葉にするまでもないので
皮を剥いてそのまま天麩羅に。
大葉と一緒にサクサクのうちに天汁と塩で頂きます♪

キスは、衣がサクっと・・身がふわふわ・・(幸せ♪)
メゴチは、独特のモチモチ感と旨味が堪りません!
(↑骨も尻尾もそのまま食べます♪)
炊きたての熱々のご飯に乗っけて・・
即席の「江戸前天丼」!
あ〜!美味しかった!ご馳走様でした!!!

どうでしたか?
東京湾へすぐにでも「白鱚釣り」に行きたくなったでしょう?(笑)

ぶぶまるれぽ
白鱚釣り@2011
千葉県浦安「吉野屋」

-レポ作成-
2011/05/15

〜おしまい〜







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