ぶぶまるれぽ 東京湾白鱚+石持リレー釣り2015 in 浦安「吉野屋」

公開観客動員数


2015年3月28日(土)。
今年は、例年に比べてちょっと早い
浦安「吉野屋」の江戸前鱚です。

ふつう東京湾のシロギス釣りは、
深秋を最後に翌年春までお休みに入る船宿が多いのですが、
どういう訳か2014年の春から休むことなく
ず〜っとシロギスが釣れ続けています。
(やっぱり温暖化なのでしょうか?)

シロギス好きとしては、たまらずお出かけです。
(ニヤニヤ)




当日の気象情報

■日程 2015年3月28日(土)
■船宿 千葉県浦安「吉野屋」
■日の出/日の入り 05:33/17:57
■潮周 小潮
■干潮時間(潮位) 04:04(117cm)/17:48(63cm)
■満潮時間(潮位) 09:20(136cm)
■波 2m
■天気 曇りのち晴れ
■降水量 0.0mm
■気温 最低9℃、最高18℃
■湿度 42%〜89%
■風向・風速 西北西1〜南西5m/s
※気象庁当日発表資料(千葉県木更津観測)


いつも出船ギリギリに到着する。
(苦笑)



7時前くらいかな?


←あれ?
ギリギリの割りには、座席が空いてますね。
折角なので定番の「左舷ミヨシ一番」へ入る。

船宿ですべての客をきちん出迎える
「吉野眞太朗社長」に挨拶して
船代8,800円を支払う。
(↑ちょっと値上げ)

ところが
今日は、急遽・・シロギスとイシモチのリレーにしますので
イシモチ仕掛けもどうぞ!
無理矢理買わされる。
イシモチはあまり好きじゃないんだけどなぁ・・
(う〜ん)

因みに関東では「シログチ」のことを「イシモチ」といいます。

気を取り直して
「吉野屋謹製弁当」(300円)
を購入してから乗船。


おっ?!



↑シロギス船は、満員御礼!!
座席札を取らなかった釣り客がいてゴチャゴチャ状態・・
手持ち札の左舷ミヨシ一番も見事に占領されていましたね。(泣)

ど〜にかこ〜にかミヨシに入れて貰って・・
7時45分に河岸払い。
まだ湾奥ですが、キレイな船が停泊しています。
左の手前が「銀河丸」で右奥のが「日本丸」か「海王丸」ですね。
        それぞれ調子が違う和竿を2本出し。

羽田空港「D滑走路」を離陸するB787。



あの滑走路の下って
やっぱり釣り禁止なんでしょうねぇ〜
ハゼやアナゴなんかがいっぱい居そうです。
(でもうるさいかな)


第十六吉野屋丸



↑ちょっと前までは「高田丸」でしたね。
懐かしい。

1時間15分走って・・
木更津沖の中ノ瀬までやって来ました。
今日は、釣り客が多いので「胴突き一本鈎」仕掛けです。
0.6のPEライン、10号オモリにハリス0.8号と鈎6号。
(年々細い仕掛けになりますね・・)


←餌の付け方が大き過ぎるとご指摘を受けそうですが、
この位の大きさで海底をユラユラと誘わないと
この日の喰い方はイマイチでした・・

潮があまり効かず
やや苦戦しながら誘い続けます。



ポツリポツリと拾い釣り。
あまり釣れないので一本竿にして集中・・


15センチ前後のが多かったです。
思いっきり凪です・・
ベテランのお父さんたちも頑張ってます。

←相変わらずの大人気ぶりの「吉野屋」ですが・・
ちょっと乗せ過ぎ・・(笑)

正午近くになって・・
「シロギスからイシモチに移りま〜す!」
と栗林船長の相図。



釣り上げたシロギスを数えたら54尾でした。
一本竿だし・・まあまあですね。

イシモチのポイントとなる小柴沖まで移動。
ランチタイムとなりました。

「吉野屋謹製弁当」を開くと・・
(←青いビニール袋も止めちゃったのね。)

おおっ!!



今日のは大当たり!
なんと海老天入りです。(感動)


走ること約15分。

小柴沖に到着。

そういえば・・
小柴といえば「蝦蛄」が有名ですが、最近はどうなんでしょうね?
今から数十年も昔ですが、柴漁港前にあるパン屋さん
たしか「ブレーメン」だったかなぁ?
「シャコパン」なるものが売っていました。
アレは、とてもユニークな商品でしたね。

そんでもって・・


栗林船長が・・
「イシモチとのリレーにしましたので仕掛けが無い人は言って下さい。」
「連絡が遅れて申し訳ないので仕掛けは無料です!」



えぇ〜っ!?
船宿で買わされた人は、損じゃん!!
(まあいっか・・)


筆者は、このイシモチが好きではないので、かなり久々です。
胴突きのネムリ鈎13号3本にそれぞれ青イソメを一本掛けにして
20号オモリと共にドポンと30m前後の海底へ投入。

特に誘わなかったのですが・・
速攻で「ガクガクガク!!」とアタリが出て、
追い喰いまで丁寧にやったら・・
期待通りに一荷で釣れました。(お、重い)

「グゥグゥ」・・



高活性なイシモチが、愚痴を云いながらバリバリと釣れて来ます。
しかも30〜35センチ前後のサイズばかり。

ハゼ用の和竿なので、乗るとギュギューンと面白いのですが、
兎に角、疲れますね・・
両軸や小型電動リールの方が楽だと思います。
←頑張るお父さんたち2
右に見える三角形の建物は・・
「八景島シーパラダイス」です。
こちらの小島は、「猿島」でしょうか?

凄い勢いでイシモチが釣れますね。



きっと海底は、産卵期前のイシモチたちが
ウジャウジャといるのでしょう・・

ご承知の通り・・
イシモチは、きちんと血抜きが必須なのですが
エラ切ったり位ではしっかりと血が抜けないので
筆者は、キッチンバサミで豪快にクビチョンパ!!
(↑ドリフか!古いなぁ〜)

13時30分を回って
草臥れたので勝手に釣りをお仕舞いにしました。
イシモチは、38尾でした。(充分です!)

さっさと道具を片して・・
14時過ぎまでブラブラとあちこち見学していましたが
睡魔が襲って、小一時間ほどキャビンで昼寝。(ぐぅ)

恐らく14時30分・・
沖上がりのアナウンスが聞こえましたが、夢の中で記憶が遠い・・
(キャビンで完全に熟睡)

「バシャバシャ」

船が旧江戸川を登る雰囲気に目覚め・・
時計を見たら16時近く、2時間近くも寝ていました。(笑)

春のすっきりとした空です。



きっと今年も暑くなるのでしょうねぇ〜


東西線の向う側に見える
白いコンクリートの塀は、「妙見島」です。



「妙見島」の情報はコチラ・・
(1) (2)
なんでも東京都23区内で唯一の自然島とか。
旧江戸川にある巨大な中洲です!

船着場に着くと、「吉野屋社長」が直々にお出迎え。
この営業スタイルは、定番ですが恐縮・・

船宿に戻って・・
手を洗って、挨拶して撤収です。


今回の釣果です・・


釣れたサカナ 釣れた数 コメント
シロギス 54尾(リリース含) 15〜24センチ
イシモチ 38尾 30〜35センチ
メゴチ 3尾 小さくても旨い

釣ってたとこ シロギス:中ノ瀬20m、イシモチ:小柴30m


〜船宿情報〜
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千葉県浦安市
「吉野屋」
http://www.funayado-yoshinoya.com/
〒279-0004千葉県浦安市猫実5−7−10
047−351−2544
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〜おまけ〜

市場には滅多に出回らない稀少なお魚・・シロギス。
←純国産、高級食材「江戸前白鱚」開きの完成。

スーパーでたまに見かけるキスの開きは
ほぼ間違いなく、防腐剤たっぷりの海外産ですね。

シロギスといったら当然・・



これ(天麩羅)は外せません♪
揚げたてをサクサクで頂きます。

今回は、サボらないで・・
「骨煎餅」も仕上げましたよ。(カリカリ)
これもお得意の一品。
豪快にシロギス5尾分のテンコ盛り・・
「白鱚糸造り」にする。

で・・
もうひとつの高級食材
「江戸前石持」の方はといいますと。


        みんなクビチョンパにしてしまいましたので
当然ながら「塩焼き」では格好悪い・・(苦笑)

←ギラギラの金属チックな皮は、
タチウオと同じ成分なのでしょうか?
捌くとキッチンが凄いことに。(ひぃ)
        全部三枚にして、少しだけ刺身で味見しましたが、
やっぱり好みではなかったみたい。
(水分が多い割に脂が強いのかな?)

「唐揚」か「フライ」にでもと悩みましたが・・
        バーミックスで豪快に潰して・・
卵白と粗塩を加えてクリーミィになるまでまぜまぜ。
(イシモチと云えば練り物でしょ♪)
        まずは、人参やに牛蒡やら野菜も入れて
「薩摩揚げ」風にしました。(ウマウマ)
        続いて・・
そのまま茹でて簡単「蒲鉾」です。
山葵醤油で頂きました。(モチモチ)

とは云っても蒲鉾も飽きちゃうので・・



これまた適当な煮物なんかも作りました。


 

まあ・・
折角釣って来たイシモチです。
文句を云わずにきちんと頂かなければ罰が当たりますね。
美味しかったです♪
ごちそうさま。


ぶぶまるれぽ
東京湾白鱚+石持リレー釣り2015
千葉県浦安「吉野屋」
2015/03/28

-レポ作成-
2015/07/31

〜おしまい〜







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